全国1200点の頂点!全国梅干コンクール最優秀賞
外見や香り、完熟度、独創性、食感などにおいて最優秀
「経済成長でモノがあふれてた日本が、飽食の時代を迎え、慢性病が増え、皆が健康を求めるようになる」。1970年代にこれを予見していたのが、当時農協組合長だった矢幡さん。耕地面積の少ない大山町は少量でも優れた農作物を作るという農業の指針を作り、そのために健康で力のある土づくりが必要不可欠だったのです。そこで着目したのが、当時大山町が取り組んでいたキノコ栽培の工場から、使い終えたオガクズでした。
このオガクズを堆肥化して大山独自の土をつくるアイデアが生まれ、堆肥化された有機肥料は「養土源」と名づけられました。養土源を使う事で、梅林などの果樹園にも野菜畑にも有機肥料がたっぷり行き渡るようになったのです。そして土は健康になり、農薬の必要性はほとんど無くなりました。結果、「消毒が欠かせない」といわれた梅でさえ、他産地の方が驚くほど少量、そして環境ホルモンを含まない薬剤しか使われていません。