結婚式の引き出物は、産地直送の選び抜かれた品物を

只、堂々と。

佐賀県伊万里市

「只々堂窯」夫婦で作る器の4つの魅力

  • 使いやすい自然な形にこだわって作られる
  • すっと手に馴染み、使ってほっとする器
  • 手描きによる丁寧で繊細な文様
  • 器の形を引き立てる、器に合わせた文様

日本磁器を広めた「伊万里」

佐賀県伊万里市の南に位置する有田は
日本磁器発祥の地であり、
有田焼は誰もが知る焼き物である。
有田や長崎県の三川内、波佐見などで
焼かれた肥前の磁器は、江戸時代には積み出し港が
伊万里であったことから、「伊万里」と呼ばれていた。
また、英語でも同じように「Imari」と呼ばれている。
現在は、輸送手段が陸上交通に移ったことで、
有田地区の製品を有田焼、伊万里地区の製品を伊万里焼と
区別するようになったが、有田と伊万里を含む
肥前磁器全般を指す名称としては「伊万里焼」が使用される。

器のこととなると熱く語り合う二人

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自然の理に逆らわない器

渡邊心平(しんぺい)

焼き物の街佐賀県伊万里市で、若い二人が共に窯を始めた。その窯の名前は「只々堂窯(たたどうがま)」。二人は器のあるべき自然な姿を試行錯誤しながら、器作りに励んでいる。心平さんは、日が長くなる夏になると、自転車に乗って旧道を走りいくのが好きだという。新しくて大きな道は、利便性だけを優先して山や川を無理やり横切っていく。旧道は自然に逆らわない感じ。例えば、多少遠回りでも難所は避け歩きやすいように作られているところが、面白いのだとか。そんなことを考えながら自転車に乗っているとついついニヤニヤしてしまうという。

境界線

何とも個性的な心平さんだが、彼らの生み出す作品を手に取ってみると、彼の言わんとすることがわかってくる。二人が作る器は、まさに旧道的な要素が詰まっている。自然の理に逆らわない、自然な器。器が使い手に要求してくることはなにもない。自然と器が手に馴染んでくる。何かを飲もうとすれば器が自然と口に馴染むし、器を持ち上げようとすれば自然と器のどこかに指がかかる。二人が作る器の美しさの根底にあるのは、自然と使い手に馴染む心地よさなのである。

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手に取って分かる二人の器の魅力

渡邊里子

二人の営む「只々堂窯」。「たたどう」という音が里子さんの夢に出てきたことが由来だ。漢字は「只、堂々とあれたら。」という思いを込めたという。心平さんに負けないくらい器が大好きで、二人で器の話をしだすと中々終わらない。普段は落ち着いていて穏やかな二人だが、器のこととなると目を輝かせて熱く語りだす。こんな器に対する真っ直ぐで素直な気持ちが二人の作る器から感じ取れる。

境界線

二人の作る器は、自然な形と美しい文様や絵柄が特徴だ。里子さんのスケッチブックを見せてもらうと、絵付けのアイデアが何ページにもわたって描かれている。とはいえ、彼女にとってあくまでアイデアで、紙の上では作りこまないようにしているという。器の形にに合ったものを選び、器の形に合わせて臨機応変に対応しデザインを完成させていくという。美しい文様や絵柄に注目してしまいがちだが、「私たちは器の形を一番に考えています」という里子さん。二人にとって、あくまで絵柄は器の形を引き立てるためのものだという。写真だけでは伝わらない二人の器の魅力をぜひ手に取って感じ取って欲しい。

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